「日本三大有用竹」のひとつ
日本には竹の種類が600種類ほどあり、主に使用される竹は、3種類です。
・真竹(マダケ)
・孟宗竹(モウソウチク)
・淡竹(ハチク)
この3種類が「日本三大有用竹」と言われていて、日本の竹の90%を占めています。
孟宗竹はその中のひとつになり、身近な竹になります。
「孟宗竹」の名前の由来
「孟宗竹」って、名前が変わってますよね。
名前の由来は、「孟宗」という息子が真冬の寒い中、病気の母親の為にタケノコを掘って食べさせたという故事に由来していると言われています。
孟宗竹は、江戸時代に中国から日本に伝来しました。
日本のタケ類の中では最大の大きさで、高さは25mまで達します。
スーパーで見かける「タケノコ」は「孟宗竹」
一般的に流通しているタケノコは、孟宗竹です。
孟宗竹のタケノコは肉厚で柔らか。
えぐみも少なく、ほのかに甘い独特の香りが特徴で、春の味覚の王者とも言われています。
孟宗竹の見分け方
孟宗竹の見分けかたは、節が一輪になっています。
若い孟宗竹は全体的に白い粉が付き、特に節の輪の下が白くなるのが特徴です。