<代表の本業>
弊社竹宝代表、長崎の本業は産廃処理業です。
本業の解体業では振動、騒音、粉塵など、どうしても環境に負荷をかけることが伴います。
長崎は産廃処理業を始めてからずっと、いつか何かの形で環境に貢献したいという強い思いを持ち続けておりました。
<竹との出会い>
2000年に「産業廃棄物処理法」の改正があり、竹の廃材をそのまま廃棄することができなくなりました。このことをきっかけに、竹を堆肥とするアイディアを思い立ち、製品開発に取り組みました。竹を短時間で、微粉末にする技術を開発しました。
農家のご協力のもと、竹の堆肥を試したところ、葉物の色は濃くなり、果実は甘く大きく、また収穫量は著しく増加しました。また、堆肥を使った植物にとって有効なだけでなく、蒔いた土をも浄化することが確認されました。
<竹で社会にお返しを>
国内の竹需要は、海外のタケノコや竹製品、プラスチックなどに追われ減少しています。
また、山を管理する方の高齢化も伴い、竹林は放置され、山の他の植物が生息出来なくなったり、時に土砂崩れの要因にもなることがあります。放置された竹林は年々増え続けており、社会問題なっていました。
長崎は、竹に関するニュースに触れるたび、竹が多分野に有効活用できるのであれば、環境問題解決や、人々も竹の恩恵を受け、また竹林所有者の副収入となる利点もあると考え、竹の研究を本格的に始めました。
竹を調べれば調べるほど、驚くべき効果・効能が多数あることが確認されました。
<竹宝の立ち上げ>
研究した竹の効果効能を最大限に生かし、利用した竹製品を人々に届ければ、竹の需要を生みだし竹の環境問題も解決できます。
長崎が長年持ち続けている
「環境に迷惑をかけているからこそ、環境にご恩返しをしたい」
「人々のお役に立てることがしたい」
その熱い想いが竹商品開発の原点です。
「環境に貢献するとともに、人にも貢献できるサイクル」
を本格的に創るため、
「竹宝」と命名し会社を立ち上げました。